米ヘッジファンド、サブプライム空売りで年間成績プラス1000%-FT

英紙フィナンシャル・タイムズ(オンライ ン版、FT)は26日、米カリフォルニアを拠点とするヘッジファンド会社ラー ド・キャピタル・マネジメントが運営する初めてのファンドの年間運用成績が、 米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連証券の空売りによって プラス1000%余りとなったと報じた。

アンドルー・ラード氏が昨年立ち上げたラードは、質の低い住宅ローンを空 売りするためデリバティブ(金融派生商品)を利用するファンドの1つ。これに より「単一の取引としては史上かつてない最大の収益」を得た。

このファンド、「USレジデンシャル・リアル・エステート・ヘッジVクラ スA」は、10月末までの1年間の運用成績がプラス712.8%で、今月の売りによ って手数料を除くリターンが1000%を上回ったという。フィナンシャル・タイ ムズによれば、リスクと収益の見通しが以前ほど魅力的でなくなっているため、 ラード氏は資金を投資家に返還するという。

同紙によると、投資家に送付した書簡でラード氏は、深刻なリセッション (景気後退)を予想しており、住宅ローン担保証券で起きた値下がりが、商業用 不動産担保証券でも繰り返されると述べたという。

フィナンシャル・タイムズによれば、ラード氏は今年の秋、商業用不動産の 空売りを始め、最初の2カ月で42%の収益を得た。

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