運送業の高速料金下げなど原油高対策、道路財源を活用-自民PT(2)

自民党は26日午前、「原油高騰対策プロ ジェクトチーム」(座長・加納時男政調副会長)を党本部で開き、運送業を対 象にした高速道路料金の引き下げや中小企業向けの政府系金融機関を活用した 財政支援などを柱とする原油高対策について協議した。加納氏がPT終了後、 記者団に明らかにした。

政府は2007年度補正予算案と08年度予算案を07年末に閣議決定した上 で、08年1月召集の通常国会に提出する見通し。加納氏によると、同プロジェ クトチームは、運送業を対象にした高速道路料金を引き下げるための財源は道 路特定財源の活用に置いており、08年度予算案での計上を政府に求める方向。

加納氏は記者団に対し、「原油高で運送業者は苦しんでいる。その負担を 軽減するために引き下げたいと考えている」と述べ、高速道路料金引き下げは トラック業界など運送業者が対象となることを強調した。

その上で、具体的な値下げの方法については「大型車について別の扱いを するというやり方もあるし、高速道路の夜間料金を大幅に下げるという方法も ある」と指摘した。

加納氏は「原油高が国民生活を直撃するような状況になっており、真剣に 受け止めている」と言明。その上で、「国際原油市場の安定化のために、自民 党としてメッセージを出したい」と強調した。

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