中国人民銀には金融引き締めの余地がある-貨幣政策委の樊氏(2)

中国人民銀行貨幣政策委員会の樊綱氏は26 日、同中銀には金融政策の引き締めを継続する「余地が大いに」あるとの見解を 示した。

樊氏は北京で開かれた企業フォーラムで発言した。

樊氏は、「人民銀が、マネーサプライの伸びを抑制するため金融政策を引き 締める余地が依然として大いにある」と指摘。「同中銀は、預金準備率の引き上 げなど融資の伸びを抑えるための措置を講じてきたし、また今後も講じて行く」 と述べた。

また樊氏は、米景気減速によって、中国の輸出伸び率が5-6ポイント低下 する可能性があるとの見方を示した。

ドル安については、投資家が人民元の上昇を見込んで元を買っていることか ら、中国の過剰流動性の増加につながる可能性があると分析した。

樊氏は来年も早いペースでの成長を維持すると予想したが、過剰な貯蓄と資 産価格、貿易黒字といった同国経済の不均衡がリスクとなり得ると指摘。中国は 企業の高い貯蓄率を減らすために財政・税制改革を迅速化すべきだと述べた。

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