中国:石油供給確保目指し、地方に早期警戒システム設置促す-新華社

中国商務省は、全国的に不足しているガソ リンススタンドでの石油供給を十分に確保するため、地方政府に対し、早期警 戒システムの設置を促した。国営の新華社通信が24日報じた。

それによると、商務省は地方政府に対し、石油供給を監視し、緊急の不足 の事態に対応する措置に取り組むよう命じた。ただ、警戒システム設置に向け た必要条件の詳細に関して、新華社通信は触れなかった。

コスト増加と政府による燃料価格規制を受けて一部製油所では生産を削減 しており、中国での原油需要は生産を上回っている。原油価格が過去最高値と なったことから、同国の10月の原油輸入も8カ月ぶり低水準に落ち込んだ。

チャイナ・インターナショナル・フューチャーズの石油アナリスト、ウ・ チュン氏(上海在勤)は、電話インタビューで、「政府が価格メカニズムを改善 し、国内の燃料価格を引き上げない限り、中国の燃料不足は続くだろう」との 見方を示した。

温家宝首相は先週、製油会社に生産拡大を要請すると言明。21日には東ア ジア首脳会議(サミット)出席のため訪れたシンガポールで、中国の一部の製 油会社は最大稼働率で操業していないと述べていた。

ウ氏は、政府の価格統制で「国内燃料価格は国際価格を下回っており、原 油相場が過去最高値に達した後、製油会社には生産を拡大する動機がない」と 指摘した。

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