米年末商戦:感謝祭後週末の平均支出は前年比3.5%減、客数増-調査

全米小売業協会(NRF)が25日発表し たところによると、感謝祭の祝日後の週末に米消費者が支出した平均額は、前 年同期に比べ3.5%少なかった。消費者が食料品価格上昇やガソリン高に見舞わ れるなかで、小売店は値引きで客寄せを図った。

NRFによると、22-25日までの消費者の平均支出額は347.44ドル(約3 万7650円)だった。消費者はデジタルフォトフレームやカシミアのセーターな どでより低価格な商品を購入した。来店者数は前年同期比4.8%増えた。

牛乳やガソリンなど必需品の値上がりと16年で最悪の住宅不況を受け、消 費者は支出を抑え気味だ。ウォルマート・ストアーズは昨年より2週間余り早 く商品の値引きを開始。メーシーズとJCペニーは衣料品の最大60%値引きで 客足の維持に努めた。

コンサルティング会社アリックスパートナーズのマネジングディレクター、 フレッド・クローフォード氏は「今年の買い物客は欲しい物があらかじめ決ま っているようだ」として、「どこに何が売っているか、どの値段で売っている かをよく知っている」と話した。

NRFが調査会社ビッグリサーチの調査を基にまとめたところによると、 週末の買い物客数は1億4700万人余りだった。NRFの広報担当者、スコット・ クルーグマン氏は、昨年の平均支出額は、高品位テレビ(HDTV)の販売増 によって押し上げられていたと語った。「HDTV市場が飽和状態になったこ とに加え、小売業者は今年の消費者がより慎重になることを予想し、低価格帯 を中心に品揃えをしている」と同氏は解説した。

また、調査会社ショッパートラック・RCTによると、小売店が黒字に転 じるところからブラックフライデーと呼ばれる感謝祭翌日の金曜日(23日)の 売上高は前年同日比8.3%増の103億ドルだった。23、24日の2日間の合計は 164億ドルとなり、前年同期に比べ7.2%増えた。

また、調査会社コムスコアによれば、オンラインショッピングが盛んにな る「サイバーマンデー(感謝祭後の週末明けの月曜日)」のオンラインショッ プ売上高は7億ドルを超え、1日としての過去最高を更新する可能性がある。 オンライン売上高は感謝祭の22日が前年同日比29%増、23日が同22%増だっ た。26日は連休明けで仕事に戻った人々がオンラインショップを利用し、これ を上回る公算が高いという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE