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インフルエンザ治療薬「タミフル」「リレンザ」は副作用明記へ-FDA

米食品医薬品局(FDA)は23日、ス イスの製薬大手ロシュ・ホールディングの「タミフル」とグラクソ・スミスク ラインの「リレンザ」の2つの抗インフルエンザウイルス薬について、服用す ると精神面で副作用が起きる可能性があるとの情報を明記するよう、製薬会社 に求める方針を固めた。

日本で子供がタミフルを服用した場合をはじめ両薬の服用後に、幻覚症 状や精神錯乱などの副作用が報告されたことを受け、27日に開かれる小児諮 問委員会で勧告する。FDA当局者による勧告はこの日掲示され、子供と成人 両方が対象となる。

FDA当局者は9日の段階のメモで、両薬服用後の死亡や異常行動が薬 によるものか、インフルエンザウイルスによるものか、あるいはその両方によ るものかは、分からないとしていた。両薬の使用制限は提案していない。各国 政府がインフルエンザのまん延回避に向け薬を備蓄する一方で、タミフルの安 全性への懸念からここ数カ月販売は鈍っている。

FDA当局者はウェブサイト上で、「服用患者の異常行動については依 然として不透明な点がある」ものの、商品に新たな情報明記を求めるのは「用 心深いこと」だと考えるとし、引き続き両製品について監視を続けていく姿勢 を示した。

厚生労働省は3月、タミフルを輸入・販売する中外製薬に対して、10歳 以上の未成年の患者への使用を原則差し控えるよう添付文書の改訂と、医療機 関に緊急安全性情報を出して注意喚起するように指示をした。FDAによると、 リレンザ服用に伴う患者の異常行動はその後報告された。

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