欧州債(22日):2年債上昇-米債との利回り格差は04年来で最大

欧州国債相場は上昇し、ドイツ2年債の米 2年債に対する利回り格差は2004年以降で最大となった。米金融当局の追加利 下げが予想される一方で、欧州中央銀行(ECB)は政策金利を据え置くとの観 測が強まったことが背景にある。

信用市場関連の損失拡大と記録的高値圏にある原油価格の影響で、経済成長 が鈍化するとの懸念から、安全投資としての国債需要が高まった。21日の米国株 式相場が下落し年初来でマイナスとなったことを受け、この日のアジア株式相場 は2カ月ぶりの安値をつけた。

野村インターナショナルの欧州金利戦略責任者、チャールズ・ディーベル氏 (ロンドン在勤)は、「信用懸念はまだ消えず、好転するとしてもその前にさら に悪化する可能性がある」と述べた上で、「相場は変動するだろうが、債券に対 する安全投資先としての買いはなくならない」と指摘した。

ドイツ2年国債の利回りはロンドン時間午後4時43分までに、前日比3ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)低下し、3.61%となった。同債と米 2年債の利回り格差は62bpとなった。10月15日時点では1bpだった。同国債 (2009年9月償還、表面利率4%)の価格は0.05ポイント上昇し100.65。

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