中国人民元(22日):3日ぶりに反落、ペッグ制廃止後の高値更新後

中国外国為替取引では、人民元がドルに対 し3営業日ぶりに反落した。中国金融当局者が人民元の許容変動幅を拡大させる可 能性を示唆したことを受けて、人民元は一時、2005年7月のペッグ(連動)制廃 止後の最高値まで上昇した。

中国国家統計局の謝伏瞻局長は22日、政府は経済成長を安定させるために人 民元の柔軟性を高め、為替制度を改善する必要があるとの認識を示した。中国人民 銀行の周小川総裁は18日、人民元の1日当たりの許容変動幅を現行の上下0.5% から拡大し、同通貨の柔軟性を徐々に拡大させることを検討すると語った。

中国銀行の為替トレーダー、ウェン・リ氏(北京在勤)は、中国は「人民元の 許容変動幅を来年拡大すると見込まれており、 それに市場が適用するよう促して いるようだ」と述べた上で、これは「人民元の柔軟性向上が進む兆候だ」と指摘し た。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後 5時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.05%安の1ドル=7.4145元。一時 は7.4090元まで上昇した。ペッグ制廃止後の上昇率は11.6%となっている。

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