豪BHP:リオと合併しても価格決定力は強まらない-顧客企業に表明

世界最大の鉱山会社、オーストラリアのB HPビリトンは21日、中国の鉄鋼メーカーに対し、同社と英豪系リオ・ティン ト・グループが合併しても鉄鉱石の価格決定力が強まることはないとの見通し を示した。非公開の鉄鋼メーカーとしては中国最大の江蘇沙鋼集団の幹部が明 らかにした。

江蘇沙鋼集団の沈文栄会長は21日、BHPのマリウス・クロッパース最高 経営責任者(CEO)が同日、江蘇沙鋼集団のほか、武鋼集団、馬鋼集団の幹 部と上海で会談したと述べた。

沈会長はインタビューに応じ、「われわれはBHPに対し、合併後、鉄鉱石 価格が適正な水準を維持することを望んでいると伝えた。BHP側は、価格は 引き続き市場によって決定されるとの見方を示した」と語った。

一部の鉄鋼メーカーは、規制当局が、BHPの株式交換による1250億ドル (13兆5600億円)規模のリオの買収を阻止することを望んでいる。クロッパー スCEOは今週、顧客企業の支持を得るため、アジアの鉄鋼メーカーを訪問し ている。BHPとリオが合併した場合、世界の鉄鉱石市場の約3分の1のシェ アを占めることになり、ブラジルのバレ・ド・リオドセ (CVRD)と同水準 となる。

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