アジア株:下落、サブプライム懸念で-MSCI指数は2カ月ぶり安値

22日のアジア株式相場は下落し、MSCI アジア太平洋指数が2カ月ぶりの安値となった。信用市場の損失拡大が世界的な 成長鈍化につながるとの懸念が広がり、海外の株安の流れを引き継いだ。

オーストラリア最大の銀行、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が 安い。NABは、豪住宅金融会社ラムズ・ホーム・ローンズ・グループが借り換 えできない場合、ラムズの短期債務を自行のバランスシート(貸借対照表)上に 抱える可能性があるとの方針を示した。悪化している米サブプライム(信用力の 低い個人向け)住宅ローン問題が中国経済に波及するとの観測から招商銀行など 中国本土銘柄が値を下げ、中国のCSI指数はここ2週間で最大の下げとなった。

ハンワ・インベストメント・トラスト・マネジメントで11億ドル相当の資 産運用に携わるキム・ヨンイル氏(ソウル在勤)は「米経済が予想以上に大幅か つ長期にわたり減速するのではないかとの懸念がある」と述べた上で、「現在の 調整は2、3カ月続く可能性がある」と予想した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後5時現在、前日比0.7%安の

153.67。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE