米GMAC:米国外の住宅融資会社を買収も-傘下のResCapと統合

米ゼネラル・モーターズ(GM)がかつて 所有していた自動車・住宅ローン会社GMAC(デトロイト)は、米国外の住 宅融資会社を買収し、傘下のレジデンシャル・キャピタル(ResCap)と 経営を統合する可能性がある。財務体質を強化する計画の一環。

GMACは21日、企業1社に対して拘束力のない意思表示を行ったと説明。 他の複数の買い手候補と争っていることを明らかにした。ResCapの一部 売却を決める可能性があるほか、ResCap自らが自社の社債を1ドル当た り最低50セントで買い取る案も提示している。

米買収ファンド、サーベラス・キャピタル・マネジメント率いる投資家連 合は昨年11月、GMACの株式の51%を買収。過去16年間で最悪の住宅不況 に伴う返済遅延や担保差し押さえの増加を受け、GMACとResCapに対 する懸念は強い。GMACは今年、ResCapに20億ドルを注入した。

ResCapは株式非公開企業で米最大の住宅融資会社。同社の7-9月 期決算は、サブプライムローン(信用力の低い人向けの住宅融資)関連の損失 が響き、過去最大の赤字だった。

GMの株価は一時、前日比6.8%安。リーマン・ブラザーズのアナリスト、 ブライアン・ジョンソン氏によると、GMACに対する追加的な債務が明らか になる可能性が懸念された。

GMの投資家広報(IR)担当執行ディレクター、ランディ・アリックス 氏はインタビューで、同社は今年に入ってGMACに10億ドルを注入しており 資金注入の「新たな義務はない」と述べた。

GM株は正午までに持ち直し、午後2時15分現在、同1.7%高の26.73ド ルとなっている(ニューヨーク時間)。

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