フィッチ:住宅関連CDO298億ドル相当を格下げ-S&Pは50億ドル

格付け会社フィッチ・レーティングスは 21日、住宅ローン関連証券を組み込んだ債務担保証券(CDO)298億ドル(約 3兆2300億円)相当について格付けを引き下げた。一方、米格付け会社スタ ンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこうした証券50億ドル相当につい て格下げした。

フィッチは仕組み金融を通じて組成されたCDO74銘柄の格付けを引き 下げたと発表した。S&PはCDO28銘柄が格下げの対象となった。

S&Pやフィッチ、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、住宅ロ ーン焦げ付きが増えるなかで、CDOの裏付けとなる住宅ローン関連証券を前 例のない規模で格下げした上で、CDOの格付けを引き下げている。フィッチ は10月29日に格下げした住宅ローン関連証券を含んだCDOについて、見直 しを完了したと説明した。同社は現段階でCDO670億ドル相当を格下げして いる。

S&Pは同日、「信用が下がった」住宅ローン関連証券などを裏付けとする CDO171億ドル相当をこれまでに格付げしたと指摘した。同社はこうしたC DOでさらに240億ドル相当について見直しを進めているという。住宅ローン 関連証券のデリバティブ(金融派生商品)で構成されるCDO58億ドル相当も 格下げしたか、見直しの対象となっている。

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