中国株(終了):CSI300指数、下落-原油高で中国石油化工が安い

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中国株式市場で、CSI300指数が下落。 ここ10営業日で8日下落となった。アジア最大の製油会社、中国石油化工(Si nopec)がここ1週間で最大の下げとなった。原油相場が一時1バレル=99 ドルを上回ったことを受け、コスト上昇による影響を製品価格に転嫁できないとの 懸念が広がった。

一方、中国神華能源が炭鉱株の上昇を主導。石油価格がさらに割高になるこ とを背景に、需要増加に加え、石炭価格が上昇するとの観測が背景となった。

シティー・オブ・ロンドン・インベストメントで、中国の人民元建てA株を 含め50億ドル相当の資産運用に携わるアイバン・タム氏(シンガポール在勤)は 「価格統制に加え、大量の石油を輸入していることから、中国の製油会社は打撃を 受けるだろう」と指摘。一方で、「石炭は石油の代替エネルギーであることから、 炭鉱会社が恩恵を受けよう」との見方を示した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比71.76ポイント(1.4%)安の4997.62で終了。月初来の 下落率は11%となった。上海証取のA株と外貨建てB株の双方に連動している上 海総合指数は1.5%下げ5214.23、深セン証取のA・B両株に連動の深セン総合 指数は1%安の1313.82。

中国石油化工(600028 CH)は0.44元(1.9%)安の22.68元と、12日 以降で最大の値下がり。一方、中国最大手の炭鉱会社、中国神華能源(601088 CH)は0.40元(0.6%)高の67.49元、同2位の山西西山煤電(000983 CH) は2.15元(4%)高の55.50元となった。

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