シカゴ小麦:過去11週で最大の上げ-ドル相場下落で需要拡大観測

シカゴの小麦相場は21日、過去11週間 で最大の上昇率を示した。ドル相場の下落により米国産小麦の需要が拡大する との観測が高まった。

ドル相場は主要6通貨に対して過去半年間で8.8%下落し、米国外の一部 の購入業者にとって米国産小麦が割安になっている。対ユーロのドル相場は21 日、最安値まで下げた。米国産小麦の需要拡大などにより、小麦相場は6月1 日以降、59%上昇している。

サミット・コモディティー・ブローカレッジ(アイオワ州)のパートナー、 トム・フィッツマイヤー氏は「需要が抑制されるためには小麦相場がかなり高 い水準まで上昇する必要があるが、ドル相場が軟化を続けている局面では需要 はなかなか後退しない」との見方を示した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物相場3月限は、値幅制限いっぱ いの30セント(3.8%)上昇し、1ブッシェル当たり8.26ドルと、今月に入 って最高値となった。上昇率は9月4日以降で最大だった。悪天候の影響によ り世界各地で小麦の生育が悪化したことを受け、小麦先物は過去1年間で72% 高騰している。

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