日ASEAN首脳:EPA最終合意を歓迎-「連携強化を確信」(2)

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)は 21日午前(日本時間同)、シンガポールで首脳会議を開き、日ASEANが双方 の関税を削減・撤廃する自由貿易協定(FTA)を柱とする経済連携協定(EP A)の交渉で最終合意したことを歓迎する共同声明を発表した。

日ASEAN首脳は共同声明で、「物品・サービス貿易、投資や経済協力な どの分野を含む包括的な協定にすることに成功したことに満足している」と言明。 同協定が貿易・投資を一層活性化させ、ASEANと日本の間の経済的な結び付 きを強化することを確信する」と表明した。

日本外務省が現地で公表したところによると、日ASEANは19日にEPA 締結交渉で最終合意。日本政府は2008年中の協定への署名・発効を目指す。日本 が地域連合とEPAを締結するのは初めて。

日本側はEPA発効後、ASEAN10カ国からの輸入額の約90%以上の関税 を即時に撤廃。さらに3%分を10年以内に撤廃する。米、麦、乳製品、牛肉、豚 肉、鶏肉、砂糖、でんぷん、カツオ、マグロは関税撤廃の対象外。

ASEAN10カ国のうち、すでに日本と2国間のEPAを締結または署名し たインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ブルネイの6 カ国は輸入額全体の90%以上の関税を10年以内に撤廃する。ベトナムは90%以 上を15年以内に撤廃し、残るカンボジア、ラオス、ミャンマーの3カ国は輸入額 の85%以上の関税を18年以内に撤廃する。

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