米感謝祭の祝日の旅行者:過去最高か-ガソリンや航空運賃高騰のなか

米国の感謝祭(11月第4木曜)の祝日の自 動車や飛行機での旅行者数が過去最高に達すると予想されている。米国では飛行 機の到着の遅れが相次ぎ、ガソリン価格は高騰、10月の航空運賃の上昇率は月 間ベースでことし最大となった。

エンジニアとして病院に勤務する、バージニア州在住のデービッド・ブレナ ン氏(32)は20日夜、妻と2人の娘と共にニュージャージー州まで218マイル (351キロ)をドライブする計画だ。同氏は「ガソリン価格については皆あきら めているため、もう関心を払っていない」と述べる。

全米自動車協会(AAA)によると、感謝祭の祝日に米国で50マイル以上 の距離をドライブする旅行者の数は3870万人と推計されている。予想通りなら、 昨年の3810万人を上回る。

自動車や航空機の利用者にとって燃料コストは上昇している。原油相場が年 初来で61%高騰するなか、米国のガソリン小売価格は上昇し、航空業界では9 月1日以降、少なくとも7社が運賃を値上げした。一方、定刻通りに到着する航 空機の便数は過去最低水準となっている。

米航空輸送協会(ATA)によると、米国内の10月の航空運賃は前年同月 比で3.3%上昇し、月間の上昇率としては年初来で最大となった。また、AAA の広報担当者、マイク・ピナ氏によると、米国のガソリン小売価格は1ガロン当 たり3ドルを上回っている。例年は、冬季の気候が到来する11月にガソリン価 格は下落する。19日の全米のガソリン小売価格の平均は3.09ドルだった。

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