米カントリーワイド:破産法適用申請を準備との観測には根拠がない

住宅金融米最大手のカントリーワイド・ ファイナンシャルは20日、同社が破産法適用申請を準備しているとの観測には 根拠がないとのコメントを発表した。354億ドル(約3兆8900億円)相当の 「非常に良質の流動性」があると説明した。

同社株はこの日、日中一時22%安となったが、29セント(2.7%)安の

10.28ドルで終了した。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)投資家 は一時、同社の破たんを懸念し、保証料の一部前払いを求めた。

カントリーワイドの資金難が再燃したとの懸念から、同社株は一時7年ぶ り安値となった。同社は今年、緊急融資枠を利用し米銀バンク・オブ・アメリ カ(BOA)からの出資で苦境を切り抜けた。

カントリーワイドの広報担当者リック・サイモン氏は電子メールで「うわ さは全く真実ではない」と述べた。10月31日時点の手元資金は354億ドルと、 1カ月前の336億ドルから増えていたという。同社は発表文で、「進行中の住 宅金融業界の統合は当社にとって恩恵だ」としている。

同社のアンジェロ・モジロ最高経営責任者(CEO)は19日の電話イン タビューで、「当社は今回の危機を通じてより強く、成熟した企業として再生 するだろう」と述べていた。

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