米シティやベアーS債保証料が上昇-シティとUBSに損失拡大懸念

20日のクレジット・デフォルト・スワップ(C DS)市場で、シティグループやベアー・スターンズ債の保証料が上昇した。金融機 関のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連損失をめぐる19日のアナ リストの見積もりがリスク意識を高めた。

フェニックス・パートナーズ・グループによると、シティのCDSスプレッドは 過去2日で16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、20日は95bpと なった。ベアー・スターンズは2日で27bp上昇の177bpと、少なくとも6年で最 大。CDSスプレッド1bpは債務1000万ドルに対する保証料1000ドルを意味する。 CDSスプレッド上昇は信用の質が劣化したとの認識を示唆する。

ゴールドマン・サックス・グループは19日、シティの評価損が向こう2四半期 で150億ドル(約1兆6500億円)に達するとの試算を示した。クレディットサイツの アナリストは同日、欧州の銀行大手、スイスのUBSが債務担保証券(CDO)で最 大90億ドルの損失を抱えた可能性があるとの見方を示した。

クレディット・デリバティブズ・リサーチのチーフストラテジスト、ティム・バ ックシャル氏は「今後も不透明感は高まるだろう」として、「リスクについて理解は したが、それを測る方法が分かっていない」と話している。

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