シカゴ大豆:34年ぶり高値-中国の輸入関税引き下げ継続観測で

シカゴ商品取引所(CBOT)では20日、 大豆相場が終値ベースで34年ぶりの高値に達した。世界最大の大豆輸入国であ る中国が、大豆と植物油の輸入障壁を緩和するとの見方が上昇要因となった。

中国が、暫定的に実施している大豆と植物油の輸入関税の引き下げ措置を 2008年まで継続するとの観測を背景に、大連商品取引所の大豆先物は最大4% 下落した。また、中国税関当局の15日の発表によると、同国の1-10月の大豆 油輸入は前年同期比で81%急増した。

シティグループ・グローバル・マーケッツ(シカゴ)の穀物アナリスト、マ リオ・バレット氏は「中国の輸入関税の引き下げにより、米国産大豆の輸入需要 がさらに拡大する可能性がある」との見方を示した。

大豆先物相場1月限は、前日比16.5セント(1.5%)高の1ブッシェル当た り10.87ドルと、1973年7月以来の高値引けとなった。19日は10.90ドルと、 1988年6月以来の日中高値に達した。トウモロコシ栽培への移行により米国の 大豆の作付面積が12年ぶりの低水準となったことから、中心限月は過去1年間 で63%高騰している。

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