PIMCOマカリー氏:米政策金利が3%未満になる可能性は十分ある

債券ファンド最大手、米パシフィック・ インベストメント・マネジメント(PIMCO)のファンドマネジャー、ポー ル・マカリー氏は20日、米金融当局がリセッション(景気後退)入りを阻止 するため、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を3%未満に引き下げ る可能性があると述べた。

10月30、31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録による と、FOMCメンバーらは10月に経済成長見通しを下方修正するとともに、 信用市場の問題にも懸念を示した。当局は同月のFOMCで、FF金利誘導目 標を0.25ポイント引き下げて4.50%とした。

マカリー氏は米カリフォルニア州ニューポートビーチからインタビューに 答え、「当局は景気の下振れと金融市場のフィードバックループを明らかに懸念 している」と述べ、「当局は金融緩和姿勢だ」と指摘。「彼らの心中にある最大 の懸念は、米経済にリセッション入りのリスクがある点だ」とした。さらに、 「問題の根底には住宅価格のデフレがある」とし、当局が十分な利下げを行え ばリセッションには陥らないとの見方も示した。

同氏はまた、政策金利が3%台前半に引き下げられることは「確定事項」 だとし、当局の行動が遅れれば2%台への引き下げの可能性も十分にあると予 想した。

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