IMFのリプスキー筆頭副専務理事:ドルは引き続き「力強い側面」

国際通貨基金(IMF)のジョン・リプ ス

キー筆頭副専務理事は20日、ウィーンで記者会見し、世界の経済成長とドルに ついて以下の通り発言した。

◎米ドルについて:

「過去数年間のIMFの見方は、中期的なファンダメンタルズ(経済の基 礎的諸条件)に基づけば、ドルが過大評価されているというものだ」

「世界的不均衡の秩序ある調整の結果として、世界の経済成長が続く一方 でドルのファンダメンタル面での過大評価が解消されることはポジティブな要 因となる可能性がある。最近のドル下落は成長を維持しながら、世界の不均衡 に伴うリスクを減らすとの目標と矛盾しない。中期的にはドルは恐らく引き続 き力強い側面にある」

「にもかかわらず、為替相場の秩序のない動きはいかなる理由があっても 望ましくない」

◎世界の経済成長と金融危機について:

「世界経済の基盤となるファンダメンタルズは引き続き堅調で好ましい」

「金融市場の混乱はリスクを高めた」

「そうしたリスクにもかかわらず、世界的な経済成長が続く可能性が最も 高い」

「金融システム、特に銀行は、かなり適切に資本を備えているようだ」

「資本不足の危険性を考える深刻な理由はない」

「リスクは現実的だが、将来の見通しとしてとどめておく必要がある」

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE