10月米住宅着工117万戸に、14年ぶり低水準か-ブルームバーグ調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関75社を対象に実施した調査によると、20日に発表される10月の米住宅着工 件数は年率117万戸(中央値)と、9月から1.8%減少し、約14年ぶりの低水 準になったとみられる。建設業の停滞が経済成長を今後も抑制しそうだ。

住宅着工許可件数は年率120万戸(48社の中央値)と、前月比4.8%減少し たもよう。住宅購入希望者は、一段の値下がりを待っており、一部の銀行は住宅 ローン融資基準を厳格化している。需要減少で住宅建設会社の在庫処分も難し く、不動産不況が2008年に入っても続きそうな状況を示唆している。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズ(ニューヨーク)のエコノミスト、カ ール・リカドンナ氏は「在庫が過去最高に近い水準では、建設会社は住宅を新た に建てようとしない。人々も値下がりしている間は買わない」と指摘。「住宅市 場の底は08年半ばとなりそうだ」と述べた。

住宅着工件数は、米商務省が午前8時半(ワシントン時間)に発表する。ブ ルームバーグ調査での予想レンジは105万戸-125万戸。9月の住宅着工件数 は、06年1月のピークを48%下回った。

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