NY原油時間外:1バレル=95ドル突破-ドル安背景に需要拡大観測

ニューヨーク原油先物相場は、19日の時 間外取引で1バレル当たり95ドルを突破した。ドルの下落が、ドル以外の通貨を 保有するバイヤーの原油需要を後押しするとの観測が広がった。

ドルが年初来で10%下落したことから、金や銀、石油への投資先の切り替 えが進んでいる。サウジアラビアのファイサル外相は、ドル相場を「崩壊」させ たくないとして、16日にリヤドで開かれたOPEC首脳会議で、ドル建ての原油 価格設定の廃止を求めるイランやベネズエラの提案を退けた。

コモディティー・ワランツ・オーストラリアの調査責任者、ローアン・メン ジース氏(シドニー在勤)は、ドルの下落によって「ドル以外の通貨では石油が 相対的に安くなることから、需要は依然として比較的堅調だ」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場2008年1月限は一 時、1.21ドル(1.3%)高の1バレル=95.05ドルとなった。シンガポール時間 午後3時41分(日本時間同4時41分)現在、95.02ドル。

原油相場は7日に98.62ドルと最高値を更新後、3.7%下落している。ドル はユーロに対し1ユーロ=1.4682ドルと、前週末の1.4662ドルから下げてい る。

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