G20声明:一部のアジア諸国は為替レートをより柔軟にする必要

南アフリカ共和国で開催されていた20 カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)は18日、一部のアジア諸国が為替レー トをより柔軟にする必要があるとの声明を発表した。

G20は「アジアの新興諸国」の中で、「貿易収支で黒字を計上している多くの国々 が為替レートをより柔軟にする必要がある」との点で合意した。ラガルド仏財務 相は同日、人民元が「緊張を引き起こしている」と指摘。カナダのフレアティ財 務相は17日に、中国と他のアジア諸国が「さらに行動する必要がある」と述べ ていた。

G20声明はまた、「エネルギーと食料品価格の上昇が引き続き物価圧力の 重大な原因になるだろう」と指摘。中央銀行が「商品市場の需給逼迫(ひっぱ く)と成長に下振れリスクがある中で、インフレ見通しを慎重に判断する必要が ある」との認識を示した。

同声明によると、G20は貿易と投資の不均衡を緩和することが各国の「共 同責任だ」との点で合意。米国は貯蓄を増やす必要がある一方、欧州各国は経済 成長を押し上げる対策を講じなければならず、日本は「一段の構造改革」が必要 だと訴えた。

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