香港の7-9月GDP:前年比6.2%増に鈍化-中国の輸出抑制響く

香港当局が16日発表した2007年7-9月 (第3四半期)域内総生産(GDP)は前年同期比6.2%増となった。前四半期 の同6.6%増から伸び率が鈍化した。中国の課税強化による輸出抑制措置と米需 要の減少が響き、輸出の伸びが減速した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト16人の調査中央値では

6.4%増と見込まれていた。7-9月期GDPは季節調整済みで前期比1.7%増 となった。

ゴールドマン・サックス・グループの香港在勤エコノミスト、イノック・フ ァン氏は7-9月期GDPについて、「主として対米輸出の減速による若干の伸 び鈍化だ」と説明。ただ「堅調な労働市場と所得の着実な上昇に支えられ、域内 需要は非常に強い」と指摘した。

香港当局は同日、07年の成長率予想を6%に上方修正した。従来予想は5 -6%だった。世界銀行は15日に香港の成長率見通しを発表し、08年は5.2% と、07年の5.8%を下回ると予想した。06年は6.8%成長だった。

香港の7-9月期の輸出は前年同期比6.4%増と、前四半期の同10.1%増か ら伸び率が鈍化した。

香港の輸出相手国としては中国に次ぐ2位の米国では、10月の小売売上高 が前月比0.2%増と、9月の同0.7%増を下回った。

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