インド株高は海外投資家向け資本規制導入なら終了の恐れ-CLSA

CLSAの世界ストラテジスト、クリスト ファー・ウッド氏は15日、インド政府がルピー高の抑制を目指し海外投資家向 けの資本規制を導入した場合、最高値を更新している現在のインド株高が終わる 可能性があるとの見方を示した。

ウッド氏はCLSAの投資家会合が開かれたインドのグルガオンでインタビ ューに応じ、「厳しい資本規制は、インド株の大幅安を招く恐れがある」と指摘。 「インド準備銀行がさらなる措置の導入を検討する可能性がある。これが現在、 インド市場にとって最大のリスクだ」と分析した。

海外投資家による今年のインド株投資額は過去最大の187億ドル(約2兆 600億円)となっている。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は10月、初めて20000台に乗 せた。同指数の今年のパフォーマンスは、アジアで中国とバングラデシュに次ぎ 3位となっている。海外資金の流入を受け、ルピーは今年12.7%高と、アジア でフィリピン・ペソに次ぎ2位の上昇率。

またウッド氏は、「中国株はインド株よりも割高になっている」と述べた上 で、インドへの「資金流入はこの事が認知されてきた兆候だ。投資家はインドが 中国ほど割高でないことに満足している」と語った。

センセックス指数は年初来で44%上昇し、他の新興市場より割高になって いる。

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