大和住銀投資顧問の伊藤氏:債券にポジティブ材料多い-上値余地探る

大和住銀投信投資顧問債券運用部のファン ドマネジャー、伊藤一弥氏は16日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビュ ーで、きょうの債券相場の見通しや注目点、今後の需給動向などについて語っ た。主な内容は以下の通り。

きょうの債券相場の見通しについて:

「堅調な展開が予想される。きのうの米国債相場が高値を抜いてきている。 米株価も下げているので、国内株価も下げが見込まれる。債券市場にとっては ポジティブな材料が多い」

「最大の買い材料は、サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融 資)に伴う信用不安。終わったと思ってもあとから続いて出てくる。昨日はニ ューヨーク連銀の資金供給もあり、最近の米10年債利回りの一番低いところの

4.2%を下回ってきた。これが国内債相場において、上値がどのくらい伸びるか 注目される」

15年変動利付国債入札の評価や債券需給について:

「15年変動利付債は、理論値からのかい離幅が拡大して、大幅に割安化し ており、需給の悪化が指摘されていた。きのうは入札が順調だったことや、銀 行勢の見直し買いが入り、15年変動利付債の需給もかなり改善されてきている。 来週は20年国債の入札があるが、これが終わると利回り曲線(イールド・カー ブ)の平たん化が期待されると思う」

きょうの新発10年債利回りの予想レンジについて:

「10年債利回りは1.47%から1.52%程度を予想している。これが1.47% 程度までいくかどうか、あるいはそれを下回ってくるか。最近1.5%というのが、 心理的なハードルとなっていたので、それをどのくらい下回るか注目している」

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