ファーバー氏:金相場は08年に「容易に」1000ドルに達する

著名投資家のマーク・ファーバー氏は15 日、ドル相場の軟化に加え、アジアの中央銀行が資産の多様化を進めているため、 金相場が2008年に「容易に」1オンス当たり1000ドルに達し、過去最高値を更 新するとの見通しを示した。同氏は、6年間にわたる金の上昇相場が始まる時点 で金の購入を推奨した。

ファーバー氏は、ドル相場が「引き続き」軟化しているため、金相場は 1980年1月に付けた最高値の850ドルを上回る可能性があると予想している。 ファーバー氏は、投資顧問会社マーク・ファーバーのマネジングディレクターを 務め、ニュースレター「グルーム・ブーム・アンド・ドーム・リポート」を発行 している。

ファーバー氏は同日、インタビューに応じ「わたしの見方としては その過 程にある。金相場は依然、比較的割安だ。ニッケルや原油ほど上昇していない」 と述べた。

米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンのデフォルト(債 務不履行)の増加による経済への影響が懸念されるなか、対ユーロのドル相場が 最安値まで下げたことから、金相場は過去2カ月余りで18%上昇している。

27年ぶりの高値である845.84ドルに達した11日以降は6.4%下落。ファー バー氏は、この時、金が「買われ過ぎた」ため、金相場は依然、向こう3-6カ 月間で750ドルまで下落する可能性もあるとみている。

ファーバー氏は「一直線に上昇する相場は見たことがない。今後、調整局面 が続いても驚かないだろう。強気相場が続くなかでの調整局面であり、後退局面 だ」との見方を示した。

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