日産ゴーンCEO:代替燃料車の販売比率、25%に上昇へ-5年以内に

日産自動車のカルロス・ゴーン最高経営責 任者(CEO)は14日、原油相場や環境規制を背景に、ハイブリッド車など代 替燃料車の販売比率が5年以内に25%に上昇するとの見方を示した。同CEO は以前、ハイブリッド車に批判的な見解を示していた。

ゴーンCEOは同日、ロサンゼルスでインタビューに応じ、同社の全世界 の販売は95%以上が「古典的な」ガソリン車やディーゼル車だと説明した。そ の上で、「われわれが市場に投入するのは、電気自動車やハイブリッド車、新し いクリーンディーゼル車かもしれない。一部の市場ではエタノール車かもしれ ない」と語り、「向こう5-10年の間に、販売の4分の1がそうした車になるだ ろう」と述べた。

日産はトヨタ自動車やホンダが省エネタイプの車を投入したのに6年遅れ て、2006年に初めて米国でハイブリッド車を発売した。ゴーンCEOは、ハイ ブリッド車などは価格が高過ぎるとともに、購入の利点が低く、買い手を引き 付けないと指摘していた。この日のインタビューでゴーンCEOは、技術の改 善や1バレル=100ドルを目前にした原油相場、地球温暖化に関連する環境規制 強化によって状況は変化していると述べた。

ゴーンCEOは「現時点で研究開発費予算の40%を代替燃料や新しい技術 に振り向けている。これは相当な額だ」と説明した。今年度(08年3月期末) の研究開発費は4900億円であることから、約1960億円がこうした研究に充て られている可能性がある。

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