米BEAの8-10月期:59%増益、業績見通しはアナリスト予想上回る

米オラクルからの買収提案を拒否したソフ トウエアメーカーの米BEAシステムズが15日発表した2007年8-10月(第 3四半期)決算は、前年同期比59%増益となった。顧客がサポート契約を更新 し業績が伸びた。

純利益は5600万ドル(1株当たり13セント)と、前年同期の3510万ドル (同8セント)から増えた。同社はこれまで1年余り、ストックオプション(自 社株購入権)をめぐる調査を理由に利益を発表していなかった。売上高は前年 同期比11%増の3億8440万ドルだった。

アルフレッド・チュアン最高経営責任者(CEO)は、同社が買収される との観測にもかかわらず、サポート契約更新にこぎ着けた。将来の収入の目安 となる新規ライセンス販売は1.2%減の1億3480万ドルだった。減少はアナリ スト予想よりも小幅にとどまった。

モルガン・スタンレーのアナリスト、ピーター・クーパー氏は「誰にとっ ても驚きだ。当事者も驚いているだろう」と述べた。「ソフトウエア業界の統 合の流れのなかで、BEAが単独でやっていけるかどうかが難題だ」と付け加 えた。

BEAは07年11月-08年1月(第4四半期)の売上高は4億2000万-4 億3400万ドルとの見通しを示した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナ リスト予想平均では4億1710万ドルが見込まれていた。同社は一部項目を除い たベースの通期1株当たり利益は約70セントと見込んでいる。アナリスト予想 は57セント。

発表は通常取引終了後だった。株価は時間外取引で一時、10セント高の

16.80ドルとなった。ニューヨーク時間午後4時(日本時間16日午前6時)の 株価は70セント(4%)安の16.70ドル。

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