10月の米CPI、前月比0.3%上昇-コア指数は0.2%上昇(2)

米労働省が15日に発表した10月の米 消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.3%上昇。ブルームバー グ・ニュースが実施したエコノミスト予想の中央値と一致した。9月も0.3% 上昇だった。10月は前年同月比では3.5%上昇と、前月(2.8%上昇)から伸 びが加速。2006年8月以来で最大となった。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は10月に前月比0.2% 上昇と、エコノミスト予想と一致した。9月も0.2%上昇だった。10月は 前年同月比では2.2%上昇(9月は2.1%上昇)した。伸びが加速したのは1 月以来。

バークレイズ・キャピタルのシニアエコノミスト、ジュリア・コロナド氏 (ニューヨーク在勤)はCPIについて「インフレ警戒姿勢を解くような内容 でもないが、利下げを助長するような内容でもない」としながらも、「今後数 カ月は物価上昇圧力が強まる可能性がある」との見方を示した。

内訳では、エネルギー価格が前月比1.4%上昇と、5月以来で最大となっ た。ガソリン価格が1.4%上昇、電気代は1.5%上昇と、それぞれ1月以来の 大幅な上昇率となった。

食品は前月比0.3%上昇(前月は0.5%上昇)した。構成比率43%の住 居費は0.2%上昇と前月の0.3%上昇から減速。住宅不況の影響を反映してい る可能性がある。

医療費は0.6%上昇(前月は0.3%上昇)。被服費は変わらず(前月は

0.3%上昇)となった。自動車価格は0.1%低下した。

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