10月独CPI確報値:前年比2.7%上昇-8カ月連続でECB目安上回る

ドイツ連邦統計庁が15日発表した10月 の消費者物価指数(CPI)確報値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比

2.7%上昇し、8カ月連続で欧州中央銀行(ECB)の目安を上回った。9月も同

2.7%の上昇だった。

前月比では0.2%の上昇だった。確報値は、10月29日に発表された速報値 と同水準だった。原油価格が1月半ばから84%上昇したことや、食品価格の上昇 が、ユーロ圏13カ国のインフレ率を押し上げている。

バークレイズ・キャピタル(フランクフルト)のドイツ担当チーフエコノミ スト、トルステン・ポライト氏は「年内にインフレ率が3%に達するリスクがあ る」と指摘。「ECBは賃上げ要求に影響が出て、物価安定へのリスクとなるこ とを懸念している。利上げをすべき状況ではあるが、経済成長減速の見通しを見 極めるため、当面は金利を据え置くだろう」と述べた。

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