東武ストアが10年ぶり高値、夜間に注力し売り上げ好調-10月1.4%増

首都圏を中心にスーパー49店を展開する 東武ストアの株価が続伸。一時は前日比8円(2.0%)高の411円と、1997年8 月18日以来、10年3カ月ぶりの高値を付けた。利用者の利便性を追求し、夜間 に生鮮食料品の補充を行うなど夜間シフトを進めている。10月の既存店売上高 が前年同月比1.4%増と想定を若干上回ったため、業績の上振れを期待した向き が買いを入れたようだ。

東武ストア経理部の山本秀昭部長によると、下半期(9月-08年2月)の 既存店売上高の前提は前年同期比1.0%増。改装やポイントカードの利用者拡充 などで来店客数が増えているほか、夜間シフトにより、既存店ベースの夜間売 上高が10%以上伸びたという。

山本氏は「昼間に比べると夜間の競争は厳しくない。午前中はアルバイト だけで店舗を切り盛りし、正社員は午前11時から午後零時に出勤するように改 めたところ、午後9時-10時に生鮮食料品を出せる体制が整った」と解説、こ うした努力が夜間の店舗のにぎわいを支えているという。

日本チェーンストア協会に加盟する79社8690店の2007年1-9月の既存 店売上高(店舗調整後)は前年同期比1.4%減。天候不順や、コンビニエンスス トアやドラッグストアなど他業態との競合で低迷が続いている。特に首都圏は 厳しい状況だ。

東武ストアの今期(08年2月期)の連結業績予想は、売上高が前期比2.1% 増の813億円、純利益が同12%増の19億5000万円で、1株利益(EPS)が 27円71銭。山本部長は施策通りに収益が推移していると述べていた。

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