米国債:2年債は上昇-株価下落で安全資産への需要高まる(3)

米国債市場では2年債が上昇。米国株の 下落に加え、信用市場での損失に関する懸念が再び強まり、安全資産である国 債を選好する動きが投資家の間で広がった。

バークレイズ・キャピタルの米国債トレーディング共同責任者、アダム・ ブラウン氏は「株式相場の動向が、短期債相場に影響を与えたのは間違いな い」と指摘する。S&P500種株価指数はこの日、0.7%安で引けた。

キャンター・フィッツジェラルドによると、ニューヨーク時間午後5時 (日本時間15日午前7時)現在、2年債(表面利率3.625%、2009年10月償 還)の利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し

3.50%。同価格は2/32上昇の100 7/32。

米買収ファンド、サーベラス・キャピタル・マネジメントが米建設機器レ ンタル最大手ユナイテッド・レンタルズを買収する合意を撤回したとのニュー スを受け、米国債相場は取引時間遅くに上昇した。

米国債はこの日、初め下げていた。朝方発表された10月の米小売売上高 の伸びがエコノミスト予想を上回り、米景気が住宅市場の低迷を乗り切りつつ あることが示唆されたためだ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE