あおぞら銀:7-9月期の純利益72%減の58億円-通期も下方修正(3)

あおぞら銀行が14日発表した2007年9 月中間期連結決算によると、第2四半期(7-9月)の純利益は前年同期比 72%減の58億円となった。ブルームバーグ・ニュースが中間実績から4-6月 期を差し引いて算出した。通期(08年3月期)の純利益は証券化商品の評価見 直しなどで従来予想の845億円から前期比23%減の626億円に下方修正した。

9月中間期の純利益は前年同期比20%減の427億円。本業の儲けを示す実 質業務純益は債券関連収益の悪化で同28%減の227億円となった。繰り延べ税 金資産の算定期間を1年から3年に見直したことに伴う146億円の税効果が増 益要因だったが、貸倒引当金の戻し入れ益が116億円減少したことなどで減益 となった。

一方、9月末時点のサブプライムローン関連などの証券化商品への投資残 高は521億円で売却損・償却引き当てによる損失58億円を計上。同時点の含み 損78億円を加えると、サブプライム関連損失は136億円となる。9月末時点の 連結自己資本比率は15.79%(3月末時点は15.82%)。あおぞら銀単体ベース の不良債権比率は1.05%(同0.96%)。

同日の決算発表で能見公一会長は下期のサブプライム関連の影響について 「10月半ばからマーケットはパニック的な状況にあり、さらに60-80億円の 評価損が出る可能性がある」との見方を示した。下方修正した通期予想は「減 益となった中間業績の進ちょく状況や今後のサブプライムの影響を慎重に見積 もった結果だ」とした。

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