チリで04年以来最大の地震、停電で銅生産減少-NY銅先物は急騰

銅生産量で世界最大のチリで14日、2004 年以降最大の地震が発生し、少なくとも9カ所の鉱山で停電、銅生産が減少した。 チリ国営テレビは女性一人が死亡したと報じた。

米国地質調査所によると、現地時間午後零時40分(日本時間15日午前零時 40分)に発生した地震の規模はマグニチュード7.7。震源はチリ北部港湾都市ア ントファガスタの北北東170キロ。世界最大の銅山であるBHPビリトンのエス コンディーダ銅山やコデルコ最大の鉱床であるチュキカマタ鉱山で停電が起きた ほか、アングロ・アメリカンやエクストラータ、キンロス・ゴールド、フリーポ ート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドが保有する鉱山も停電したと報 道されている。

ニューヨーク銅相場は14日、世界の銅生産の36%を占めるチリでの地震を 受け、2006年7月以降で最大の上昇を演じた。ニューヨーク商業取引所(NY MEX)のCOMEX部門では、銅先物12月限は18.95セント高の1ポンド=

3.2965ドルで終了。

チリの当局者によると、地震による津波の恐れはない。

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