10月英失業者数:9900人減で2年半ぶり低水準-失業率2.6%(2)

英政府統計局(ONS)が14日発表した 10月の失業統計(季節調整済み)によると、失業者数は失業手当申請ベースで前 月比9900人減少の82万4000人と、2005年2月以来の低水準となった。景気 拡大ペースの加速を背景に企業が雇用を拡大させた。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト29人の調査中央値では 6000人減と見込まれていた。9月は1万3900人減少と、先に発表された1万 2800人減から改定された。10月の失業率は2.6%と、前月と変わらず。

英経済が2004年来の高成長を達成する勢いのなか、イングランド銀行は8 日、6年ぶり高水準にある政策金利を据え置いた。10月のインフレ率が英中銀の インフレ目標を上回ったことを受け、キング総裁をはじめとする金融当局者は米 サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン低迷が経済に与える影響を見 極めるとともに、利下げを来年早々まで実施しない可能性がある。

ABNアムロ・ホールディングのエコノミスト、ドミニク・ホワイト氏(ロ ンドン在勤)は統計発表前に、「雇用が弱まる兆候はまだない」と述べ、「景気 が減速している一時的な兆候が示されているだけで、これが雇用に影響を及ぼす まではしばらく時間がかかる可能性がある」と語った。

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