フランスの7-9月期GDP速報値:前期比0.7%増に加速-輸出増加

フランス国立統計経済研究所(INSE E)が14日発表した2007年7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP、速 報値)は前期比0.7%増と、ここ5四半期で最大の伸びとなった。家計支出と輸 出が伸びた。前四半期は0.3%増だった。7-9月期の前年同期比は2.1%増。

オドのエコノミスト、ヤン・ルパプ氏はGDP発表前に、「鉱工業生産は好 調に回復した」と述べた上で、「重要なのは、08年7-12月(下期)がどうな るかということと、米経済が回復するかという点だ」と指摘した。

経済成長のペースは今年10-12月期から来年いっぱいまで減速し、サルコ ジ大統領が推し進める労働・サービス市場の規制緩和の妨げになる可能性がある。 ユーロ高による輸出減少や米住宅市場低迷の影響に加え、原油高騰が家計の購買 力の重しとなっており、欧州の経済成長は減速している。

欧州委員会が9日に発表したユーロ圏の成長率予想では、08年は2.2%と、 07年の2.6%から減速する見通しだ。また欧州委員会はフランスの成長率を07 年が1.9%、08年が2%と予想した。

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