日中東シナ海ガス田協議:今の時点で合意なし-外務省佐々江局長

東シナ海ガス田開発をめぐる日中間の第11 回協議が14日、都内で行われ、午前の協議を終えた時点で進展はなかった。佐々 江賢一郎外務省アジア大洋州局長が記者団に語った。両国は午後も協議を継続す る。

佐々江局長によると、同日午前の協議では共同開発の在り方や海域について 議論が行われた。また、日本側が提案した今月中の次回協議の開催に対して、中 国側は検討する方針を示した。同局長は「今の時点で合意はない」と説明した。

安倍晋三前首相と中国の胡錦濤国家主席は6月、主要国首脳会議(ハイリゲ ンダム・サミット)の会場で会談し、東シナ海のガス田開発問題をめぐって意見 交換。双方の事務当局が、2007年秋に共同開発に関する報告をまとめられるよう 対応を加速させることで一致していた。

この目標について、佐々江氏は「議論を進展させるために、全力を尽くした い」と述べた。

東シナ海に点在するガス田は日本との排他的経済水域(EEZ)の境界線付 近に位置するが、中国政府はこの境界線を認めておらず、ガス田開発をめぐり両 国間で協議が続いている。

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