英HSBC:7-9月は増益-融資好調で米業績悪化を穴埋め(2)

時価総額で欧州最大の銀行、英HSBC ホールディングスは14日、米住宅ローンの損失がクレジットカードや無担保ロ ーンの事業などに影響を与えているものの、新興市場関連融資が2007年7-9 月(第3四半期)の利益を押し上げたと発表した。

発表後のロンドン株式市場で、HSBC株は3.7%上昇している。HSBC は資料で、証券部門の「米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融 資)を裏付けとする債務担保証券(CDO)への直接投資は非常に少ない」と している。

HSBCは7-9月期に米個人金融部門の貸倒引当金として34億ドル(約 3800億円)を計上した。7月時点の見通しを14億ドル上回った。

14日のロンドン株式市場では現地時間午前10時50分(日本時間午後7時 50分)現在、HSBCの株価は34ペンス高の876.5ペンスとなっている。

HSBCは発表資料で「米住宅市場の悪化は個人向け融資の質にこれまで よりも広い範囲で影響を及ぼしており、こうした状況下では貸倒引当金は高水 準にとどまると予想される」と説明した。

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