シティやメリルの社債保証料が低下-ゴールドマンCEO発言で安心感

クレジット・デフォルト・スワップ(CD S)市場で、シティグループやメリルリンチなど米金融機関の社債の保証料が 低下した。ゴールドマン・サックス・グループの最高経営責任者(CEO)の 発言やバンク・オブ・アメリカ(BOA)の情報開示で、信用市場の損失の最 悪期は過ぎた可能性があるとの楽観的見方が浮上した。

CMAデータビジョンによると、シティのCDSスプレッドは8ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下し74bp。メリルは10bp低下の約125 bp。ゴールドマンは15bp低下と約3年で最大の低下で80.5bpとなった。 CDSスプレッド1bpは債務1000万ドルに対する保証料1000ドルを意味す る。CDSスプレッド低下は信用の質が改善したとの認識を示唆する。

ゴールドマンのロイド・ブランクフェインCEOは13日、米国のサブプラ イム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連証券での「大幅な」評価損計上 は計画していないと語った。BOAは10-12月(第4四半期)の評価損が30 億ドル以内にとどまるとの見通しを示した。UBSのアナリスト、グレン・シ ョアー氏は、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの損失可能額は「無視 し得る程度」との見方を示した。

UBSのクレジットストラテジー世界責任者、ジョージ・ボリー氏は「何 週間もの弱気の後では、小さなものでも良いニュースは救いになる」と指摘。 さらに、「あまりにもマイナスの見方が織り込まれていたので、市場が一息つ いて安定してもおかしくない」と話した。

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