米グーグルによるダブルクリック買収、欧州委が本格的な調査へ

欧州連合(EU)はインターネット検索 最大手、米グーグルによる米インターネット専門の広告会社ダブルクリックの 買収計画(31億ドル=約3450億円)について、本格的な調査に乗り出した。 買収により、オンライン広告をめぐる競争が阻害される可能性があるとしてい る。

EUの欧州委員会は13日、同買収計画を90営業日にわたって精査し、 来年4月2日までに判断を下すと発表した。グーグルは、画像や映像付きのイ ンターネット広告の販売拡大を目指し、今年4月にダブルクリック買収案を発 表した。

EUによる本格調査をきっかけに、同買収計画をめぐる争いが拡大しそ うだ。米国では、競合する米ヤフーやマイクロソフト、AT&Tなどが、競争 阻害への懸念を表明したことを受け、すでに調査が行われている。

グーグルは声明で、今回の欧州委員会の決定に「失望している」とし、 計画のさらなる遅れの回避に向け努力する考えを示した。またエリック・シュ ミット会長は、「同買収案が、出版社や広告主、消費者にとっていかにプラス となるかを示すため」、引き続き同委に協力していくことを明らかにした。

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