米アップル株が大幅高、チャイナ・モバイルが「iPhone」販売か

米アップルの株価が13日、過去1年余 りで最大の上昇を演じた。中国の携帯電話事業者最大手チャイナ・モバイル(中 国移動)がアップルの音楽プレーヤー付き携帯電話機「iPhone(アイフ ォン)」を中国で販売する方向で交渉していると発表したのが手掛かり。

アップルの株価は5営業日ぶりに上昇し、前日比11%高と、2006年7月 以来最大の値上がりを記録した。両社の合意が成立すれば、アップルは携帯電 話利用者数が欧州連合(EU)の総人口を上回る5億2300万人の中国市場に参 入できることになる。

国泰君安証券(香港)のアナリスト、ティファニー・フェン氏は、「中国に 進出できれば、アップルには大きな飛躍となるだろう」と述べた。同氏はチャ イナ・モバイル株の買いを推奨している。

チャイナ・モバイルにとっても、iPhoneの販売は高所得者層の顧客 獲得につながる。同社は地方重視策や値下げ策が奏功し、9月の新規加入者数 は過去最高を記録した。王建宙・最高経営責任者(CEO)は13日にマカオで 開かれた会議で、「当社の顧客はこの種のファッショナブルな製品が好きだ」と 語った。

アップルの香港在勤広報担当者のジル・タン氏は、iPhoneをアジア で来年発売する計画だと述べたものの、それ以上のコメントは避けた。

アップルの株価は13日の米ナスダック市場で、前日比16.20ドル高の

169.96ドルで終了。年初来では2倍に上昇している。

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