豪ドル:続伸,米株高でキャリー取引拡大-対円でも3週間ぶり大幅上昇

14日の外国為替市場で、オーストラリア・ ドルは続伸。米株式相場の上昇を好感し、低金利の日本で借りた資金で高利回 り資産を購入するキャリー取引が活発となった。

豪ドルは対円でも3週間ぶりの大幅上昇。米市場でS&P500種株価指数 がこの2カ月で最大の上昇となったことが好感された。大手投資銀行の米ゴー ルドマン・サックス・グループがサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅 ローン関連証券で大規模な評価損を計上する計画はないと発表したことも、豪 ドルの押し上げ要因となった。

ABNアムロ・ホールディングの為替ストラテジスト、グレッグ・ギブス 氏(シドニー在勤)は、「株式相場の反発を受け、豪ドルはこの水準から一段 の上昇が可能だ」と指摘。「サブプライム住宅ローン危機は過去数日間に一段 と悪化した後で、落ち着いてきた」との見方を示した

豪ドルはシドニー時間午前8時47分(日本時間同6時47分)現在、前日 比0.6%高の1豪ドル=0.8963米ドル。アジア時間13日遅くは0.8907米ド ルだった。13日は0.8754米ドルと、10月23日以来の安値を付けていた。

対円では前日比1.5%高の1豪ドル=99円41銭と、10月23日以来の大 幅上昇となった。13日は一時95円65銭と、9月18日以来の安値まで下げて いた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE