日電波の竹内社長:年明けの収益には慎重姿勢-円高やサブプライムで

通信・産業機器用水晶製品を製造・販売す る日本電波工業の竹内寛社長はブルームバーグ・ニュースのインタビューで13 日、2008年以降の収益環境について慎重に見極める姿勢を明らかにした。急速 に円高が進行した為替相場や米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ロー ン問題の影響が読みにくいのが背景としている。主なコメントは次の通り。

今期(2008年3月期)の見通しについて:

「第3四半期、この10月から12月は現在のトレンドが進む。年が明けると いま為替の状況やサブプライム問題がどういった形で影響するか、まだ時間的に 見通せず慎重に見ている」

「為替相場は1ドル=115円で進めている。来年3月までは114円で予約が できており、今期は全く影響がない。来期は状況に応じた設定をしていく。来期 も円高が進むとの前提で進めている」

携帯電話向け製品の値下りが続く中でのビジネスリスクについて:

「携帯向けリスクはそんなに大きいとは思っていない。携帯が多機能化する 中で水晶製品の用途は増えている。値段は下がっているが、しかしそれ以上に数 が増えるのでチャンスととらえている」

次の商品展開について:

「水晶をコア技術とした製品、モジュールやシステム製品を開発している。 具体的にはシンセサイザーユニット、バイオセンサー、無線モジュールで、開発 段階から製品化の段階に入り、いよいよ事業化に進んでいる」

設備投資の負担について:

「ある程度は重いが、先をみて平準化した投資を行っている。資金需要その ものを平準化する中で大きな過不足が発生することなく、耐えることができる」

--共同取材 東京 竹内カンナ Editor : E.Ueno(okb)

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