英ボーダフォンの4-9月:黒字に改善-欧州やインドの事業好調(2)

携帯電話で欧州最大手の英ボーダフォン・ グループが13日発表した2007年4-9月(上期)決算は、純損益が黒字に改善 した。欧州データ部門と、インドとトルコの新規事業の利益が寄与した。

ボーダフォンの発表資料によれば、純損益は32億9000万ポンド(1株当た り6.19ペンス)の黒字と、前年同期の51億ポンド(同8.88ペンス)の赤字か ら改善。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリストの予想中央値では、30 億3000万ポンドの黒字と見込まれていた。

ロンドン株式市場でボーダフォンの株価は一時、前日比4.2%高となった。 ボーダフォンは5月、インドの携帯電話会社ハチソン・エッサーを買収。またサ リンCEOは、市場が飽和状態にある欧州各国で経費削減を進めるとともに、イ ンターネット関連の売り上げ増を目指している。

SVGキャピタルの調査責任者、アダム・スタイナー氏は決算について、 「サリンCEOの戦略の正しさをまさに証明している」と指摘。「好材料はデー タ部門とトルコ、インドだ」と語った。

売上高は前年同期比9%増の170億ポンドと、アナリスト予想の169億ポン ドを上回った。

ロンドン株式市場でボーダフォンの株価は、現地時間午前8時32分(日本 時間午後5時32分)現在、5.5ペンス(3%)高の187.5ペンス。一時、189.7 ペンスを付けた。

またボーダフォンは、07年4月-08年3月期の売上高見通しを345億-351 億ポンドに引き上げた。中間配当については6%引き上げ2.49ペンスとした。

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