中国、カザフスタンのウラン鉱山の権益取得へ-カザトムプロム

中国は、自国のウラン処理事業の権益と 引き換えに、カザフスタンのウラン鉱山(年間生産高2000トン)の権益を取得 する。カザフの国営ウラン採掘会社、カザトムプロムが12日、発表した。

カザトムプロムのムフタール・ザキシェフ社長はアルマトイでの記者会見 で、中国の需要拡大を受け、同鉱山の年間生産高は2000トンを超える可能性が あると述べた。ザキシェフ社長は、同社が中国の資産を利用する計画を示した が、詳細には触れなかった。

日本やインドとの獲得競争が激化するなか、中国はウラン入手手段の拡充 を目指している。これらの国々は、石油や天然ガス、石炭への依存を減らし、 環境汚染を削減するため、原子力エネルギーへの転換を進めている。カザトム プロムは10月12日、北京で中国核工業集団など中国の原子力発電大手企業と 契約を交わしたことを明らかにしていた。

カザトムプロムによれば、複数の中国企業がウラン生産で同社と合弁企業 を設立する一方、同社は中国の原子力産業への投資が可能となる。生産された ウランは核燃料として中国に輸出されるという。カザトムプロムは5月31日、 2013年までに中国への核燃料輸出を開始すると発表していた。

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