インドの9月鉱工業生産指数:前年比6.4%上昇-11カ月で最低の伸び

インド中央統計機構が12日発表した9月 の鉱工業生産指数は前年同月比6.4%上昇と、過去11カ月で最低の伸びとなっ た。10年ぶりの高い政策金利が個人消費を抑制したほか、ルピー高が輸出競争 力を弱めた。

8月は10.7%上昇だった。アナリストは9月を9.2%上昇と予想していた。

ここ3年間の借り入れコストの上昇は、タタ・モーターズ製のバスやバジャ ジ・オート製の二輪車の需要を縮小させた。過去最大となっている海外からの投 資で流入した資金がインフレ懸念を強めるなか、インド準備銀行は利下げに消極 的な姿勢を示している。また海外からの投資により、ルピー相場はここ33年余 りで最大の上昇となっている。

インドの経済成長研究所(IEG)のエコノミスト、N・R・バヌムルティ 氏は、「インド中銀が、近いうちに需要を支えるために利下げに踏み切ることは 不可能だ」と指摘。「銀行には過剰な資金があり、これが潜在的なインフレ誘発 要因となっている」と説明した。

インド準備銀行は2004年10月以来、9回利上げを実施。市中銀行の貸出金 利はここ10年ほどで最高となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE