金融市場混乱の影響は長期化する見通し-ルクセンブルク首相らが会見

ルクセンブルクのユンケル首相兼財務相と 欧州委員会のアルムニア委員(経済・通貨担当)は12日、ブリュッセルで開か れたユーロ圏財務相会合後の記者会見で以下の通りコメントした。

◎ユンケル首相:経済成長について:

「欧州の経済成長はやや減速するだろう」

「景気減速は2008年に入って一段と鮮明になるだろう」

原油価格は「当局が懸念する要因であり」、現在の原油価格水準が「将来 の経済成長を押し上げる可能性は低い。税制措置による対応が適切だとは思わ ない」

◎ユンケル首相:為替相場について:

「為替相場の動向はファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)を反映す べきだ」

「行き過ぎたボラティリティ(変動性)と無秩序な動きは経済成長に望ま しくない。最近の為替相場の急激な動きは歓迎できない」

◎ユンケル首相:欧州代表団の訪中について:

「われわれ3人が北京入りして世界全体を変えることができると考えるべ きではない」

「中国は世界4番目の大国であり、世界規模での政策協調で相当の責任を 負っているだけに、重要な訪問だ」

◎アルムニア委員:金融市場の混乱について:

「リスクは現実のものであり、ここ数週間にこうしたリスクが見られた。 金融市場の状況はわれわれの期待ほどには改善していない」

「われわれは今、金融市場の混乱が長期化するとみている。混乱は終わっ ていない。このトレンドが長引くにつれ、景気に悪影響が及ぶリスクは高まる」

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