NY金:大幅続落、円キャリー解消で商品離れ-807.70ドル

ニューヨーク金先物は大幅続落。3.2% 安と2006年10月3日以来、13カ月ぶりの大幅な下落率となった。円が対主 要通貨で堅調となり、貴金属やほかの商品への投資が鈍るとの見方が広がった。

円は主要16通貨に対して上昇し、特に対ドルでは18カ月ぶりの高値を付 けた。低金利の円で資金を調達し、高金利通貨で運用する「キャリー取引」を 解消する動きとなった。金は週間ベースで過去12週間のうち11週間で上昇。 7日には848ドルと27年ぶりの高値を付けた。

プロスペクター・アセット・マネジメント(イリノイ州エバンストン)の レナード・キャプラン社長は「全般的にリスクを敬遠する方向に移りつつある。 円キャリー取引の巻き戻しにより、金や銀、プラチナが打撃を受けている」と 指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限 は前週末比27ドル高の1オンス=807.70ドルで終えた。年初来では27%高。

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